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2010年10月15日金曜日

幸せな住いを手に入れるためのプロセス 1

1,土地を探す。~土地の無い人は、不動産屋に行ってはいけない~

宮崎アニメの名作「天空の城ラピュタ」。ラピュタみたいに空中に浮いているのなら、土地の心配をする必要はありません。しかし残念ながら、新しく住いを求めたいと思っている人の半数は(都会ではもっと多い!)土地から求めなければいけない方々です。

土地を求めるには、不動産やを通じて買うか、地主から直接買うかの2つに大別されます。この場合、地主=不動産屋(デベロッパー)というケースは、前者に含みます。しかし、後者は、今住んでいる所の隣地を購入する場合や、親族から購入する場合などに限られますので、現実的には不動産屋を通じて土地を購入することになります。

不動産屋を通じて、土地を購入する場合、

ⅰ)エリアの良し悪しを判断する
ⅱ)土地の個別条件(法令関係や採光・通風など)を判断する
ⅲ)価格の妥当性を判断する
ⅳ)希望する住宅との相性を判断する

などの判断が求められます。。。。。

たぶん、ⅰ~ⅳの判断を素人の方が下すのは不可能です。更に、不動産屋も、ⅱやⅳに関するアドバイスは不得手です。蛇足ですが、不動産屋は、不動産“取引”の専門家であって、土地個別や、建築物についての知識は、あまり期待できません。

では、どうすればいいのでしょう???まず、理解しておかなければならないのが、「土地+建物=合格点」ということと、土地選びの優先順位第一位にエリアを据えることの2点です。土地は、世界中にただ一つしかない究極の一品ものです。個別でのデメリットを挙げれば、枚挙に暇がありません。それを一々「あれもダメ。これもダメ。」と言っていてはラチがあきません。つまり、土地の問題点を土地だけでクリアすることは不可能なのです。



ですから、土地のデメリットを建物でカバーすることを考えるのです。こう考えると、南道路がどうだとか、東南の角地じゃなければイケないとかという束縛から解放されるのです。例え、北道路でも北西角でも、そのデメリットを建物で解消すればいいのですから。

個別の条件からは解放されましたが、エリアには拘るべきだと考えます。通勤や通学。生活や親戚、友達付き合い。いろいろな要件からエリアを導き出して、限定的なエリアで土地を探すべきです。エリアを選ぶには、

ⅰ)学校区はどうか
ⅱ)夫婦それぞれの実家への距離はどうか
ⅲ)通勤の利便はどうか
ⅳ)買物等の生活利便性はどうか

などの判断が求められます。これなら、前出の土地の場合とは違って、皆さんにもできそうですね。あとは、希望のエリア内で予算に合った土地を探せばいいのです。

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