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2012年6月23日土曜日

手裏剣??

手裏剣には四剣型と呼ばれる四角いものがあるらしいです。が、これは名刺。今日、クリナップのショールームで名刺交換をしたさいに戴いたものです。紙の名刺をステンレスの台板に挟み込んでいます。もちろん、板の周りは面取り加工がされていますので安全です。しかし、発想が斬新というかアバンギャルドですね。ここまで来ると。

表面

裏面


ご存知のとおり、クリナップは住宅設備機器の総合メーカー。数年前から、ステンレスでのキッチン作りに注力しているようです。最近まで集成系の木質パネルが主流だったシステムキッチンですが、その流れに一石を投じる取り組み。

こう言う本物志向の取り組み、好きです。他方、トップメーカーのタカラスタンダードは、むかしからホーロー推し。

こうなって来るとタカラ・クリナップが中高級イメージ、LIXILが廉価という住み分けになってきそうです。

2012年6月21日木曜日

工藝文化

柳宗悦著 岩波文庫 「工藝文化」


実用性と社会性と道徳性と国民性を最もよく兼ね備えたものとして、民衆的な工藝が工藝の正統系である。


実用性とは、生活に即しているとうことであり、社会性とは文化に寄与する力、道徳性とは人道性であり、これを欠くものは仕事の確実性を欠く。それらを兼ね備えたものが工藝の正統である。工藝とは、名もない工人手工によって作り出す、伝統に基づき実用に即した什器全般であり、著者は、そこに、美術と双璧を成す況やそれをも凌駕する美が存在すると説く。建築も工藝的であって然るべきだと説く。しかし、現代の建築に実用性・道徳性・国民性が必ずしも見出せるとは限らない。廃頻的・虚無的・悪魔的・幻夢的・抽象的でありはしないか。ここで著者は名もなき工人たちの組織性、伝統性がそれらを駆逐するすなわち「不自由の自由」を説く。個に寄るを戒めるのである。


材料は天然の賜物である。そこには人智で計りがたい幾多の神秘が宿る。適した材料を得ることは自然の恩恵を受けることである。工藝は人の作るものとは言うが自然の恵みに浴さずして作ることはできない。作るのはその恵みを記念する意味である。良い品を愛するのはその恵みを讃えているのである。


著者は、材料をはじめとする地域の特色が工藝に大きな影響をもたらすのだという。それを記念し讃えるのだと。住まいこそ、自然への礼賛、先祖への感謝、子供たちへの贈り物であり、我々工人はそれらを記念し、住まい手はそれらを恵みとして讃えるのである。




太字が本文、細字が私の感想とか解説的なものです。とにかく、久しぶりに「いい本だなぁ~」って思いながら読みました。岩波文庫ですから、正直手ごわかったですが。。これを読んで、仕事への取り組みや職人のあり方、伝統の堅持など、考えさせられました。どうしよう(ー_ー)!!もう何回か読まなきゃいけないですねw

著者は、柳宗悦(やなぎむねよし)です。日本で最も美しい椅子、バタフライスツールの柳宗理さんのお父さんで、日本民芸館初代館長。哲学者、思想家だそうです。

2012年6月19日火曜日

梅雨の花


「紫陽花や 藪を小庭の 別座敷 ~芭蕉~」 そんな風情の紫陽花でした。





どくだみ。花言葉は「白い追憶」追憶とは昔のことや故人のことを懐かしく思い出すこと。過去を思い偲ぶこと。追懐。≪大辞林≫しかし、白いって。。。

チルチンびと72号絶賛発売中!!

先日(6月16日のはず。)チルチンびと72号が発売になりました。今回は、弊社「環(めぐり)」展示場も掲載されております。私も、ちょっとだけ載っていますので、気にしないでください。


2012年6月5日火曜日

遅れ馳せながら、リフォーム相談会のお礼

遅くなりましたが、5月26日(土)、27日(日)の両日東部ガス福島支社ショールームにてリフォーム相談会を開催しました。両日とも、沢山のご来場を戴き、誠にありがとうございました。

お客様と弊社との絆を改めて実感致しました。程なく、次回の開催を予定しています。その際も、宜しくご来場の程、お願い致します。





2012年6月4日月曜日

宮本武蔵

吉川英治著「宮本武蔵」の文庫版全8巻、やっと読了です。改めて読み始めてから半年くらいかかっちゃいました(^^ゞ


なでしこ

今日は、暑かった(;´Д`)この炎天下(?)現地調査に行って参りました。お伺いしたおウチの庭先に撫子の花が咲いていたので、写真だけ採らせて戴きました。

撫子は、6月が見頃なんだとか。


2012年6月3日日曜日

新展示場の名称が決まりました!

昨日、増子建築工業の新展示場の名称発表会を行いました。2月から3月にかけて名称の募集を行い、多数の応募を戴きました。

厳正な審査の結果、新展示場の名称は「環・めぐり」に決まりましたヽ(*´∀`)ノ

環境共生社会の到来や弊社の基本理念の一つ“地産地消”を象徴する一字であることや、響きの優しさなどが、選考理由でした。

素敵な名前を付けて戴き、ほんとうにありがとうございます。(=^0^=)

新展示場「環・めぐり」

 発表会&表彰式

ご応募戴いた皆さんとの昼食会