一昨日(25日)の夕方、郡山市全域を襲ったゲリラ豪雨。地形などから見て、もともと夕立の様な現象は多かったのだろうと思います。安積町周辺には、「雷神」「雷道」「成田」「成山」「鳴神」など、雷(夕立)を連想させる地名が点在します。
しかし、都市化の進行とともに降った雨を地面が吸収できずに、そのほとんどが側溝や河川に流入します。排水機能が衰えた側溝や暗渠にも雨水が集中するので、その周囲は冠水します。
また、郡山は、国道4号線より西に台地が広がります。逆に言うと、台地の下は、阿武隈川などの旧河川地域。昔は、台地の上が原野で、どんなに雨が降っても雨水を受け止めることができました。が、今は、アスファルトなどに覆われ、そうもいきません。
先ごろ、品川郡山市長が、豊田貯水池の利活用の再検討を指示したとの新聞記事を目にしました。当初は埋め立てを予定していたようですが。郡山は、もともと溜池の多い街です。市街地に点在するそれらを“遊水地”として活用すべきなのはセオリーなのでしょうね。
蛇足ですが、遊水地は雨が降った後、一時的に池になるわけです。そこで、例えばですが雨が降ると、ハート型の池が現れるみたいな遊び心があっても面白いかもしれませんね。
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