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2015年10月1日木曜日

リビング階段の効能



9月は1回も更新せず。誠に遺憾でございます。今後は定期的に更新できるよう善処いたします。って、政治家みたいな書き出しになってしまいました。

今回は、リビング階段について最近感じたことを書いてみたいと思います。リビング階段を採用する理由として、思春期のお子さんがサッと自室に入ってしまうのを防ぐためにというのが一般的。それも一理ありますが、子育て世代にとってのそれはリアルなようなそうでないような理由ですね。

さて、去年11月に生まれた娘ももうすぐ1才。ハイハイはしないけど、お尻でズリズリと移動しています。我が家のリビングには目立った家具もないのでつかまり立ちもせず、日々ズリズリ(・・;)先日、かみさんから画像添付のLINEが。開くと階段の下で仲良く並ぶ兄弟の写真です。

シチュエーションを聞くと2階でカミさんが洗濯物を干している間、2人が階段の下で待ち受けていたとのこと。独立した存在だと、ただ通過するだけになってしまう階段ですが、リビングにあることによって、生活の一部に取り込める空間になるんだなと妙に納得。

そういえば、私自身も、ソファーに息子がのびていたりすると、座れなかったりするので階段に座ったりしますし、階段を挟んで会話をしたりもごく当たり前に日常化しています。「リビングを通らないと自室に入れない」のも大切な機能ですが、家族のコミュニケーションの一部に階段が入り込んでくるのって、本当に無駄のないスペースにそれがなっている証のような気がします。

10年以上も住宅の仕事をしていても、新しい発見というのはあるものだなぁと思います。人間、一生勉強ですね。

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