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2012年5月26日土曜日

大人も勉強!




まいみん彩 平成24年5月27日号掲載

先日、五月晴れに誘われて近所を散歩しました。普段見慣れた景色の中にも太陽光発電パネルが目に付くようになってきました。東日本大震災を機に太陽光発電やガスコジェネレーションシステムなど、自宅で電気を創り出すシステム(創エネルギーシステム)に注目が集まっています。

この様な家庭で電気を創るという様な環境は、昨今問題になっている子供の理科離れに一石を投じるのかもしれません。もちろん私たち大人も、創エネに対する基本的な知識を持ち合わせていないと恥を掻いてしまうかも。

例えば、天候や時間帯に発電量を左右される太陽光発電の場合、電気を溜めることが出来なければ100%自家消費する事は困難です。残念ながら現段階で、電気を電気のまま溜める技術は確立されていません。ちなみに、リチウムイオン電池なども小学生の頃習った電池としくみは一緒で、正確には電気を“溜める”のではなく“発電する”ものですし、耐用年数などに課題もある様です。

では、せっかく発電した電気はどう使えばいいのでしょう?これらの電気は、無理に自家消費するのではなく、どんどん売却したほうがお得なようです。さらに、太陽光発電にガスを使った発電(エコウィルやエネファーム)を組み合わせることにより、売電価格は下がるものの、電気の売却量が増加するので、結果としてお得ということも。

家庭で電気を創るという取組みは、まだ本格化したばかり。よく学んで賢く取り入れたいものです。

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