2013年11月26日火曜日

先義後利

 八重洲で開かれたリフォーム関連の研究会に出席のため、久しぶりに東京へ行ってまいりました。普段、東京出張というと丸の内や新宿が多いので、八重洲はちっと新鮮。そして、八重洲口にそびえ立つは、大丸百貨店。今や同地の代名詞と言っても過言ではない偉容を放ちます。



そんなことから、大丸は「東京のデパート」だと思っている人も多いのではないでしょうか?もちろん、大丸と松坂屋を運営するJフロントリテイリングは東京に本拠を置いていますので今や名実共にそうです。が、1717年に京都伏見に創業し、間も無く大阪へも進出したという歴史を持つ生粋の関西系百貨店なのです。

 「大塩平八郎の乱」を小学校時代に習ったのを覚えていますか?大阪東町奉行所与力だった大塩さんが起こした義挙です。その際、「大丸は義商なり。犯すなかれ。」と大塩が触れを出したとか。大塩の乱から遡ること100年前の創業時、業祖下村彦右衞門が事業の根本理念として「先義後利」を定めて以来、お題目とならず徹底されてきた賜物なのでしょう。

昨今、欧米型の資本主義が行き詰まる中、こういった日本型の経営が見直されています。先義後利、不易流行。大事なキーワードです。

で、カミさんにお土産。大丸にてたい焼きを購入。陰徳陽報。


※【先義後利】道義を優先させ、利益を後回しにすること。▽「義」は人として当然あるべき道の意。「利」は利益のこと。「義を先さきにして利を後あとにす」と訓読する。

私には、義を通せば、利は後からついてくる。というふうに読めますが。

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