今日、政府民主党の代表選挙が告示される。結党以来の“トロイカ”体制の呪縛から解かれた同党だが、立候補を表明した5人に目新しさは無い。更に言えば、小沢氏や鳩山氏の影響も大きく、傀儡の批判受ける候補も居るようだ。
TVで、評論家が、「党員資格を停止された人の影響が、100人からの国会議員の投票行動に影響するというパラドックスがある」と指摘していた。なるほど、変である。いずれにせよ、見ていて退屈だ。
一方、お笑い界、こと司会者の業界は、今後見ものだ。さんま・紳介の2トップが長く続いて来たが、周知の通り、島田氏が暴力団との交際を理由に芸能界を引退。数々の人気番組の司会を務めてきたことから、その後釜に注目が集まるのは必至だ。
私は、別段ヘビーなTVウォッチャーでもなければお笑い通でもない。が、政界よりよほど分かりやすいこの事態に注目している。タイトルにも挙げたとおり、森の巨木が倒れると、その周りで日が当たらなかった若木に日が当たり、成長が促されるという。きっと、そんな事態が今後おきるのだろうう。中堅どころにとっては又とないチャンスである。
現在、司会者として直ぐに名が挙がるのは、ロンブーやナイナイ、ダウンタウンなど、みなコンビである。もちろん紳介氏もコンビだった。これらのコンビが、今後どのように変化発展していくのか、興味深い。
人間、引き際が大事だと聞く。納得のいく引き際が迎えられなかったであろう島田氏。他方、引き際を間違えずに、未だ大きな勢力を保つ民主党の小沢氏。どちらが良いのか多論あるだろう。
しかし、老害の邪魔のと言われたくもないし言いたくもないなぁ~と思う今日この頃である。