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2012年4月24日火曜日

固定資産税の家屋調査



今朝、郡山市資産税課の職員が、固定資産税の家屋調査のため、新展示場へやってきました。新築をすると、どこから聞きつけたのか、やってくるこの調査。色んなことが不審なこの調査には、様々な都市伝説?的な噂がありますね。

一応、この固定資産税の家屋調査は、市町村税である固定資産税を徴収するための基本である「固定資産税評価額」を決定するための調査です。決して怪しい(=_=)モノではありません。たぶん。


畳が多いと税金が高い。

畳が多いと税金が高くなる。又は天井板が多いと税金が高くなる。なんて言う人もいます。もちろん、そんなコトはありません。

なぜそんなことが言われるのでしょう?それは、ヒトエに、調査担当の職員が建築の素人であるコトに起因します。我々の様に建築に携わっている人間なら、部屋の大きさや、窓の大きさなどは一目でおおよその寸法がわかります。が、彼らにはそれが出来ないので、一生懸命畳の枚数や天井板の枚数を数えて部屋の面積を求めようとしているのです。

今日の係員も、襖や障子の枚数を一生懸命数えてました。

で、枚数を数えている職員を見た施主さんたちが、「なるほど、畳の枚数が重要なんだな!」と勘違いをする。で、標記の噂となるのです。


建物の登記をしなければ税金は取られない。

建物を建築した場合、原則として法務局というお役所に「登記」をしなければいけません。が、登記は義務ではないのでシナイならしないで問題はありません。

登記が義務で無いことからも、標記の噂は嘘だと推測できますね。登記をしてもしなくても固定資産税はちゃんと徴収されます。

これは、建築確認申請や、建築確認の検査済証の発行、定時パトロールナドで細かく建物の新設をチェックしているためです。たまに、「こんな小屋にも税金かかってんの!?」というケースも。恐るべし!資産税課!です。

木造は高い。


ハウスメーカー系のプレハブ住宅に比べて、木造住宅の方が固定資産税が高いなんて言われることがあります。これはケースにもよりますが、原則ウソ。

銘木(希少価値の高い木材)をふんだんに使ったお城みたいな建物なら評価額も高くなるでしょうが、普通の木造住宅なら、むしろメーカー系プレハブより安いくらいです。

ちなみに、マンションは、土地の評価は低いものの、建物の評価が高くなるので思ったよりは安くないというのが現状のようです。

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